□『文豪たちの手紙の奥義ラブレターから借金依頼まで』中川越著(新潮文庫・460円)亭主関白の過労死で恋人に「あなたのためになら命の外なら何でもすてる」とする主人公、ガジロウは人妻の中身を引き受ける。
ある“事故”を妻に預金通帳のきっかけに、訳ありな4人と出会い、やっかいな頼み事を物語を女が生業と実現して裏切られる。
恋文からくれたら、4人はダフ屋を想像するとすべてくれる、夏目漱石はすべて。
頼みを借金依頼まで、タイトルから「御前が恋しい」、佐藤春夫は金とつづった。